コロナ禍で勤め先が「より嫌いになった」と25%が回答

コロナ禍で勤め先が「より嫌いになった」と25%が回答

働く女性は、柔軟性がある会社、決断力がある会社を好む!

キャリアデザインセンターが運営する「女の転職type」は2020年7月1日、「コロナショックを経て働く女性たちの会社愛」についてのアンケート調査結果を発表しました。20~45歳の女性100人を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大前後で、自分が働いている会社への愛着に変化があったかを尋ねたところ、25%が現在の勤め先を「より嫌いになった」と回答。「より好きになった」は16%、「変わらない」は59%でした。
「より嫌いになった」理由は、「無駄な経費は多くあるのに、真っ先にリストラで人件費を削減した」
「緊急事態宣言後に出張を命じられたり、休業になったり、会社の焦りを直に感じた」
「緊急事態宣言後も働き方についての連絡が一切なかった」
「マスクの着用やアルコールなどの設置もなく、社長本人が飲み屋街に出歩き、従業員への心配や対策がなかった」
など、会社の将来性や対応が目立ちました。

一方、「より好きになった」と回答した人の理由には、
「新たな戦略を打ち出すなど経営が傾かない対策をし、従業員を失業から守ってくれた」
「すぐに休業対応やテレワーク対応をしてくれ、給与、賞与は今まで通り出すとメールがきた」
「子どものいる家庭は特に配慮されていた」などのコメントがありました。
コメントを見比べると、有事の際に会社が下す決断の早さ、従業員を守ろうとする姿勢の有無、他者への思いやりを上司や経営者から感じられたかどうかがポイントになっているようです。
さらに転職活動を始めたかを尋ねてみると、9割以上の人が転職意向を示しています。

出典:キャリアデザインセンター

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