採用意欲の高い企業は依然として存在している

採用意欲の高い企業は依然として存在している

企業の採用意欲について

中途採用は「積極的になる」が計23.3%、「以前と変わらない」が39.1%。計62.4%が、採用意欲は高まる、もしくは継続、としている。 新卒採用、アルバイト採用、派遣・契約採用については「消極的になる」が「積極的になる」を上回っており、採用意向は減少傾向にあるものの、どの採用分野においても最も高い値だったのは「以前と変わらない」 だった。極端な採用減には至っていないことがわかります。

中途採用を実施した理由

「即戦力の補充」(60.8%)が規模、業種、エリアを問わずトップになっております。次いで「自己都合による退職者の増加」(24.7%)、「年代別人員構成の適正化」(24.6%)。 「定年退職者の増加」は公的機関で高い割合となっています。(37.2%)。

グラフから見てもわかる通り、採用を意欲的に実施している企業のほとんどが、即戦力採用に注力して活動しており、同業他社が採用縮小している中で通常だと出会えないスペック層の人材を採用できる機運が高まっていることから採用継続をしているのではないでしょうか。

即戦力採用を実行するには、しっかりとした採用戦略が必要になってきます。特に採用手法では何を選択するのか。例えば、人材紹介は初期費用が無料だけに利用している企業は多くいます。ただ、理論年収の35%(相場感)という採用単価の部分と、理論年収の提示額が高い企業に優先的に人材を斡旋するスキームにある為、なかなか採用に至らないというケースもよく耳にします。その為、人材紹介だけに頼る採用も限界にきているのは間違いなさそうです。

出典元:株式会社マイナビ 社長室 HRリサーチ部

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