即戦力採用へシフトチェンジがさらに加速

即戦力採用へシフトチェンジがさらに加速

2021年転職市場 約7割が即戦力採用へシフトを加速

■21年企業の選考基準/企業の選考基準は「厳しくなる」が約7割 人件費抑制で即戦力を求める傾向強まる

●厳しくなる派
・役員などの経営者が面接官を務める最終面接の基準が厳しいまま推移する。
・即戦力を求め、良い人がいれば採用というスタンスではないかと考える。
・採用意欲が高い優良企業に応募者が殺到するため、より良い人材を慎重に採用する傾向が強くなると思われる。
・即戦力の取り合いになる。企業が30代に求める経験をしてない30代が多く、結果として年齢層が少し高くて優秀な人(40代前半)にチャンスあり。

●緩くなる派
・21年後半にワクチンによりコロナがある程度制圧できるのではないかとの前提。
・人材確保が厳しくなる環境に変わりないので、人材の争奪戦に負けないためにも多少ハードルを下げてでも人を採用したいとおもう企業が増えていると思う。
・20年が極めて厳しく、採用人数を抑えた分、21年は少し緩和されると予想。

■21年求人増となる「職種」予想 DXを支える「IT・Web・ネットワークエンジニア」 新規事業進出で「企画・マーケティング」も

2021年に求人件数が特に増えるとみている職種について聞きました(複数回答)。求人が伸びる業界で「IT・通信・インターネット」が挙がったことと連動し、職種はDXを推進する「IT・Web・ネットワークエンジニア」が最も多く62.5%でした。一方で、「企画・マーケティング」という回答も30%に上り、新規事業進出などに関わる人材ニーズの高まりがうかがえます。

出典: 株式会社日経HR

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