コロナ禍での企業選びの軸の変化について
コロナ禍での企業選びの軸の変化について(1)
「コロナ禍で企業選びの軸が変わった」と回答した方に、特に重視するようになった企業選びの軸を伺いま した。上位2つに挙げられたのは「希望の働き方(テレワーク・副業など)ができるか」(42%)、「企 業・事業に将来性があるか」(38%)でした。年代別にポイント差があったのは「希望の働き方(テレワー ク・副業など)ができるか」(20代:47%、30代:47%、40代以上:35%)、「経験・スキルが活かせる か」(同:8%、11%、18%)でした。年代により、重視するようになった点に違いがあることがうかがえ ます。具体的なコメントもあわせて紹介します。
コロナ禍での企業選びの軸の変化について(2)
「希望の働き方(テレワーク・副業など)ができるか」と回答した方
・現在働いている会社が、制度を変えるのが大変とテレワークの導入を躊躇しているところに疑問を感じ、 社会情勢に柔軟に対応する意思のある会社に魅力を感じた。(29歳女性)
・仕事が減り、今後に対しての不安が大きくなった。(29歳男性)
・今まではテレワークできるかどうかについて考えたこともなかったが、今後テレワークできる仕事を 選ぼうと思った。コロナだけではなく、今後の人生のライフイベントにも対応できるよう、テレワークが 認められる仕事、職場がよいと考えるようになった。(34歳女性)
・健康な体あっての仕事なので、柔軟に対応できる企業に勤めたい。(41歳男性)
「企業・事業に将来性があるか」と回答した方
・これまで⾧く勤められると思っていた会社だったが、コロナの影響によって休業を余儀なくされる スタッフが多くなったことで、転職を決意した。(29歳女性)
・今回の退職はコロナによる事業所閉鎖のため、次に転職する会社の直近の動きや、社内の声(過去賞与 凍結があった等)をより参考にするようになった。(34歳男性)
・大企業に勤めていても失業することがあるため、時代を見据えた企業選びが必要と感じる。(43歳女性)
出典: エン・ジャパン株式会社