今夏の企業のインターンシップ実施状況
今年の夏のインターンシップは60.6%の企業が何かしらの手段で『当初の予定通り実施』を予定していました。コロナ禍に関係なく、半数以上の企業がインターンシップの重要性を重視しているということでしょう。ちなみにインターンシップの中止、延期を決定した企業の大半は、オフラインで開催予定でした。この先の情勢を鑑みてもオンラインでのインターンシップ体制の整備は急務かもしれません。
調査対象:マイナビ2021・2022プレサイトいずれかに
掲載実績ありの約10,000社 集計期間:8月6日(木)~8月17日(月)
出典元:株式会社マイナビ
秋以降の実施状況から見えてくるのは
10月以降(秋・冬)では、67.9%の企業が何かしらの手段でインターンシップの開催を予定。開催予定企業の中では『オンラインで開催予定』の企業の方がインターンシップ実施予定時期が早いのが分かります。企業による緊急時の対応力・スピードの差が、開催時期の違いとなっているのではないでしょうか。
調査対象:マイナビ2021・2022プレサイトいずれかに
掲載実績ありの約10,000社 集計期間:8月6日(木)~8月17日(月)
出典元:株式会社マイナビ
オンラインインターンシップのメリット・デメリット
コロナ禍の現状を踏まえてもメリットの方が多いのが分かります。特に母集団形成に苦労している企業にとっては、Web化でマーケットを拡大でき、全国展開が可能になることは大きな利点と言えるでしょう。さらに、学生の移動工数が軽減されるため、学生にとってもより多くのインターンシップの参加できるメリットがあります。また、コスト面からも、インターンシップに参加する学生への交通費支給がなくなる分、企業側が大幅なコスト削減を実現できるのも見逃せない点です。
オンラインインターンシップの種類
コロナ影響下で対面式での仕事体験インターンシップが困難になっています。だからこそ多くの企業がWebミーティングツールを活用した取り組みを行っています。業界研究・仕事研究、OB・OG訪問、先輩社員との面談など企業の価値観や風土を知るIS、特にグループワークにオンラインを導入する企業は、今後さらに増加していくのではないかと予測されます。